断食明けのお祭りのことをカタカナで言うと「イド・アル=フィトル」といいます。
インドネシアではラマダンと呼び、子供の頃の日本のお正月のような感じです。
親戚や親兄弟のところに挨拶に行きます。
「あけましておめでとう」ではなくて、
「色々失礼があったことを許してくださいね」と、挨拶します。
とても良い習慣ですよね!
皆感動して泣いちゃいます。
この1ヵ月断食しながら色んなことを考えます。
喧嘩した兄妹のこと、病気の親戚のこと、両親へ対しての気持ち、自分の行い・・・。
反省することが多くて、一年に一度しか言葉を交わさない人の手を取って泣いちゃいます。
感極まるとはこういう場面をいうのですね!
姪っ子たち同士は「ごめんね!」で、済ませていましたwww
インドネシア人の小さい頃から習慣です。
日本でのお正月がなんだか物足りない気もしますね!
何年も日本に住みながら親に会っていないという人の話しを聞くと、信じられないといいます。
「一体自分は誰から生まれたのか、どんなに育てて貰ったとか考えないんだろうか?」と、
さすが我が家の校長先生!
私も親のことを気に留めていない時期もありました。
親不孝なわたし・・・。
今は年老いていく親を見ながら、手伝えることがないか常に考えています。
我が家の校長に会ったからこう思えるのだと思います。
来週は親が生まれ故郷の愛知県に旅行に行きます。
愛知に住む姪っ子が呼んでくれるそうで、幸せですね!
親が居なくなったら故郷にも帰る理由がなくなるといいます。
兄妹はそれぞれ家庭があるので気を使っちゃうのでしょうね。
夫も来月インドネシアに帰る予定です。
義母へ直接LINEが出来るようにスマホに変えてもらうそうです。
今はお金の掛からない時代ですね。
嬉しいなーーー!!
自分のスマホが半年経ったので、SIMフリーに変えてもらうためにソフトバンクへ行きます。
後インドネシアではこの断食の間に家の壁を塗りなおしたり、新しい家具や洋服など新調します。
どこの家も塗り直すので綺麗です。
家の中も落書きを消すチャンスです!
お年玉も配ります。
ちびっ子たちが沢山来てくれるし、あげる方も喜んであげます。
日本円に直すと多くても1000円くらいですね。
小さい子は200円くらいとか!
お年玉袋も最近は売っていますが、袋に入れてもあげても我が家の庭に「ポイッ!」と、
投げてあるので、やはり今までと同じように袋無しで渡すのが良いみたいです。
袋のメッセージとか、誰からとか、要らないようです!
10年以上前に小学生の高学年の子に100,000ルピア(1000円)をあげたら、
空に透かして見ていましたwww
まだまだお札の主流はが50,000ルピアだったので、珍しかったのか?
偽札を疑っていたのか?
偶然2階のベランダからこっそり見たので面白かったです!
古い家具は必要な人へ譲ったり、洋服も絶対捨ててはダメです。
「洋服が買えない人も居るんだから取っておいて」と言われます。
日本のようなインフレではないし、年金は公務員と会社員だけなので、
自分で考えて生計を立てている人は貰えません。
例えば天秤棒でバナナを売っているおじさんや、自分の山の竹でハシゴを作って担ぎながら
売っているおじさんなどです。
子供が支えだと思うので教育の為に一生懸命働いています。
義母はなるべくそういう人から買い物をするようにしています。
お互い支えあう気持ちですね!
私のインドネシアのクローゼットには、シミが多くてあげるには
恥ずかしい服が山になっています。
捨てたら怒られるので捨てられません!
あげるなら綺麗な物を上げたい・・・が、正直な気持ちです。
いつか欲しいという人が出てくるまで置いておきます。
これは古くなったイカ釣り用エギの掃除です!
今朝も1杯釣って来てました。
ちょっと錆びたエギは藻が多い釣り場用だそうですwww