
仔猫は今2ヶ月と20日。
黒猫ボビーちゃんはいつのまにか妊娠し
ていました。
仕事から帰ってきて、玄関を開けながら庭に向かって「ボビーちゃん、リリーちゃんおいでー!」すると、両足濡れている親猫が目の前に現れて、私に何か言いたそうな顔です。
すると真っ黒な赤ちゃんらしき物が出て来てペロペロ舐め始めそれをぶら下げながら我が家の段ボールの中に入って産んじゃったのです!
携帯電話を探すのですが見つからず慌てて走り回っていました。
その後又じーっと私の顔を見ています。
「どうしたの?もしかして他にも産んじゃったの?どこ?」と言うと
真っ暗な庭の先の工場の中に私を連れて行きます。
携帯のランプで追いかけると複数の仔猫の鳴き声が!
胎盤が付いたままの仔猫を1匹加えて又我が家の段ボール迄走りました。
それを何と5回も続けて私はヘトヘト!
全部で6匹産んだのです。
猫の保護をしているトミーおばちゃんに話すと昔から赤ちゃんが1匹でもいたら半年は妊娠しないと言われていたと。
妊娠期間約60日前後と聞いたのですが出産後2週間くらいでお腹に入ったのでしょう。
初めての猫に初めての仔猫、更に初めての出産。
感動しちゃいます。
ボビーは前日使っていない工場から私を呼びました。
珍しいなーと思いながら工場へ入ると後ろを気にしながら私を案内しているようでした。
隅っこの隠れた場所に座り込んでこちらを見ています。
何となくここで産もうと思っているのと心の声が聞こえた気がしました。
そこで以前用意していた段ボールにバスタオルを敷いてそこのガラクタを退けてみました。
他から見えないように木の板で目隠しもしておいたのです。
出産の時に仔猫を産んでいた場所は私の用意した段ボールのすぐ横に産んでいました💦
私が手を加えた場所はイマイチ何か違ったのでしょう。
余計なことをしてしまいました。
でもあそこで産んで我が家に子供を連れて来るなんて、私の気持ちが通じたような気がして凄く嬉しかったです^ - ^
ここで産んでいいよ!
元気な子を産んでね!と、撫でながら話しかけていました。
帰って来たインドネシア人夫に話すと同じく感動したのと、もう一つ「胎盤はインドネシアではなかなか手に入らないお守りだからあったら頂戴!」
何?それー!
びっくりしながらも、丁度胎盤2個引っ付いたまま親猫は疲れ切っていたので私がハサミで切って、バレないように一個戻し一個網に入れて外の木陰に干しています。
夫は大喜び!
更に「へその緒は?」
「一緒に干してて!思い出に取っておこうよ。」
インドネシア人の胎盤のおまじない
胎盤はレバーみたいで少し臭いがしました。
怖いような気持ち悪いような普通なら触りませんが、たまには夫を喜ばしてみようかと頑張ってみました😁
それから5日経ち6匹全員元気に育っています。
しかし、生後2ヶ月のチビちゃんが生まれたての仔猫をくわえたり、突いたり、おもちゃにしようとするので要注意です。
親猫も生まれたばかりの仔猫にオッパイ飲ませてから上の仔猫にこっちにおいでと呼び、オッパイを飲ませています。
つい最近迄自分だけの物だったのに我慢したり、構ってもらえなくて寂しかったり、2ヶ月の仔猫も人間の様に成長しているようです。
皆んな元気に育ちます様に。
胎盤お守りが完璧に完成しますように
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