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夫の同級生では、まだ一夫多妻の方は聞きません。

しかしご近所では裏の家やお向かいさんなど二番目もいると!

近所の建設中の家は3番目の奥さんへの贈り物とか・・・。

ゴシップ大好き義母談より。




インドネシアの女性は理解があるのか?

男性はそんなに魅力があり大金持ちなのか?

聴いてみましたよ。




大体の場合は

奥さんが居るのに夜家に帰ってこなくなり


別の場所に勝手に家庭を作るパターン。

そこで男性が既婚者だと分かっていながら

一緒に住むとなる場合が多いそうです。




子供が出来たら2番目の奥さんは強い。

そこで話し合いをして、生活の面倒はきちんと見て欲しいと・・・。

日本と違い2つの家庭に、生活費を渡してくれるそうです。

どちらの家族と住むかは男次第らしいです。

若い方??

女性は毎日の生活が出来ればそれが一番幸せの様です。

日本の様に母子家庭に補助とか支援無いですから。




たまにはお金の無い男に騙されたとか既婚者だと知らずに

結婚した女性も近所に居ます。

彼女は20歳で結婚しました。

結婚式に旦那さんの親族が来なかったのが

怪しかった・・・と後で聞かされました。

流石にバレるよね!

インドネシアで浮気は無いので全て結婚となります。

浮気がないというのは浮気のような行為=結婚と思っています。

これはジャワ島のご近所の話です。




義姉の旦那さんの実家に遊びに行ったら

大きな池とヤシの木が沢山ありました。

第一夫人の家の道路を挟んで第二婦人が住んでいました。

どちらの家族にも会いましたが

ドキドキしていたのは日本人の私だけでしょう。

子供もどちらにもいて、義姉の旦那さんは一夫人の前の旦那さんが無くなり

子連れで新しい今の旦那さんと結婚してその旦那さんが又奥さんを見つけ

目の前に住まわせた・・・みたいです。

私の「夜はどっちに寝るの?」の質問に義母は笑っていました。




このおじさんは車で走る度にここは私の山ここは私の畑と教えるので

「もう良いですから、進んで下さい」と言いたかったです。

お金はたっぷりあるので不自由無く暮らしていると言いたかったのでしょうかね~?

でも家族は普通の優しい人達でした。




昨年このおじさん亡くなりました。

最後病気でいろいろ病院を回ったようですが回復しなかったようです。

その後は莫大な財産をきちんと分けてみんな平和に暮らしています。




昔の様に夫の居ない未亡人の事が可哀そうで助けてあげるために結婚を

と思っている人はあまりいないと思います。




国の法律では妻は一人となっています。

以前の大統領選挙では一夫多妻を認めさせようと

それをスローガンに戦っている人もいましたが

残念ながら夢叶わずだったようです。

夫曰くただのスケベ!!

イスラムと聞くと一夫多妻OK?とか言われることもあります。

結婚した頃は親戚でもいました。

紹介されたときの私の気持ちは

第一夫人が可哀想・・・」

第二夫人とどんな挨拶しよう・・・」

悪い男が居たもんだ・・・」

インドネシアでは一夫多妻は認められていません。

でも、イスラム教ではありです!

2012-2013indonesia 155



良く聞いてみると納得できる理由がありました。

昔は争いが多く未亡人も多かったそうです。

そこで子供を持つ未亡人の生活をみてあげるのが、男性として立派な人だったようです。



その親戚は資産家で大地主でした。

詳しくは分かりませんが第二婦人は目の前の家に住んでいました。

皆驚きもしませんが、私はこんな体験初めてだったので複雑でした。

でも、家族みんな優しくて幸せそうでした。

勝手に私が「浮気、不倫、可哀想」と思ったのでした。



奥さんも一人目のご主人を亡くされたとか言っていたので・・・。

それぞれ色んな事情があるのですよね!



今でも言うのが「生活を平等に見てあげないといけない。」

難しそうですね・・・。

若くて可愛いほうに色々買ってあげたくなるのではwww



日本でいう愛人という位置付けがないのが面白い!

愛人ではなく妻になります。

女性の家族も認めてくれるようです。

第一にお金があって生活に困らないというのが条件だそうです。



日本も継承の為に跡継ぎをと、側室がありました。

大奥を子供の頃見た時、全然何も分かりませんでした。

ただ煌びやかで着物が重そう・・・とか、殿様の家?くらいの感じでした。

韓国ドラマでもありましたね。

又、これはインドネシアと違います。




今は妾(めかけ)という台詞も聞かなくなりました。

ちょこっと前の政治家には普通に居たんですよ!

昔は子供を育てながら母子で生活できる環境ではなかったのでしょう。

今は困った旦那なら捨てる時代です・・・怖っ!

女性も自立している世の中だし、政府の支援や子育て環境も昔よりはずっと整ってきました。

自由を謳歌できる時代ですもんね!





インドネシアでは女性にキツイ仕事はさせないとか、

力仕事は絶対男がするとか、少し日本とは違います。

家のペンキ塗りとか私がしたいというと、少しだけハシゴを支えたり、

お茶の準備だけで良いといいます。

女性に力を使う仕事はさせないのが、男気インドネシア男性です!

女性のDIYとか絶対無いです。




母子家庭に対して政府の支援や周りの環境も整っていないので、第二婦人になったほうが

生活が安定していて心配が無いのだと思います。



夫の友人が格闘技を教えていて、家庭がある人が練習中に亡くなったそうです。

その後友人の彼が残された奥さんと子供の生活をみていると聞いています。

結婚したかは分かりませんが、近いものを感じました。



一夫多妻は若い人の間では聞きません。

同窓会から夫が帰って来て一言

「オレの友達全滅!皆、離婚だって!!」

「一夫多妻なんかムリムリ!皆生活大変なんだから!」


まずは余裕のある生活じゃないと!

一夫多妻は昔のおとぎ話になりそうですね!

物価高で大変ですからwww

あと、今の時代奥さんが沢山居る人はただのスケベだそうですwww

やっぱりね!

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