カテゴリ: 地震

インドネシアのスラウェシ島では地震と津波

更に火山の噴火がありました。



地震のあったマナドから56キロ南にある

ソプタン(soputan)山で噴煙が4000メートルに

達したのですが居住者がほとんどいない

地域なので人的被害はまだ報告されて

いないそうです。

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ソプタン山


インドネシア防災当局では地震、津波により

1424人の死亡が確認されたと発表しました。

停電も続いており

電力供給の中心部が地震により故障の為

復旧には2ヶ月間は掛かると発表しています。

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商店の店主が「食べ物は全部持って行って

いいけどテレビなどは持って

行かないで!」と!

火事場泥棒が多く混乱状態です。


郵便局や銀行でも並ぶ習慣は無いです。

こんな災害時に救援物資に並ばないでしょう。

我先にとなり怪我などもあると思います。

早く食料、衣料品、水を十分に届けて

欲しいです。




これから雨期となります。

日本と違い一日中雨と言うことは無いですが

決まった時間に毎日雨が降ります。

赤道近くでも雨が降るととても寒いです。

赤ちゃんやまだ小さい子達が心配です。



以前の津波の時に津波をいち早く感知できる

機械が寄贈され海に浮かべられていましたが

誰かが盗んで鉄くずで売ってしまった

ようです。

悲しい・・・。



日本の自衛隊も国際緊急援助隊として現地に

向かいます。

被害状況の調査のために調整要員8名は既に

現地入りしています。


心から感謝です。

これ以上何も起きませんように!

救援物資が充分に早く届きますように!

2018年9月28日(金)スラウェシ島で

マグニチュード7.5の地震が起きました。

本震が起きる前にもマグニチュード6.1の

地震が起きていました。

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更に3m以上の津波も起きてしまい、

死傷者負傷者合わせ29日現在の発表では

少なくとも924人となっています。

犠牲者は更に増える恐れがあると

説明しています。

ここは1927年から幾度となく地震に見舞われている島です。

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スラウェシ島は複雑な形をしている事もあり

被災者の数や状況など把握するのに時間が

掛かりそうです。

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スラウェシ島にはダイビングで有名な

「メナド」があります。

海洋公園に生息する珊瑚の種類は70種以上、

魚の種類は2,500種以上で

世界中のダイバーに人気のある場所です。



過去の争いごとのニュースが多い場所でもあり

ますが、実際現地のインドネシア人に

聞くと、お互いの宗教行事には交通整理など

協力しながらやっているそうです。



クリスマスには交通整理はイスラム教徒と

聞いて感動したことがありました。

断食明けのお祭りにはキリスト教徒が

交通整理。


記事になるのは紛争ばかりですが、

優しい人々が普通に暮らしているのです。


この災害も協力しながら絶対乗り越えて

欲しいです。

被災された方亡くなられた方のご冥福を

お祈りいたします。

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